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サイコパス3期の伏線・設定の考察まとめ!ビフロスト・ラウンドロビンの正体は

2019/12/14
 
この記事を書いている人 - WRITER -
ブログを訪れていただきありがとうございます。 少しでも訪れてくれた方の役に立つ情報を発信していきたいと思います。 よろしくお願いします。

サイコパス3期で謎や伏線について、登場したものを全てまとめて考察しています。

最新話の更新日に毎週記事内容も最新化していきます!
※8話の放送内容反映済み

各キャラクターの解説の方はコチラの記事でやっているので興味ある方はどうぞ↓

サイコパス3期と各作品の時代設定の整理

まずはサイコパスシリーズの時間軸を時系列順に整理してみました。
(現時点で分かっている3期の情報も盛り込んでみました)

時系列 イベント
2097年 梓澤が刑事課2係執行官として配属。
恐らく上司の監視官は導慎篤志。
2100年 梓澤が執行官権限を剥奪され、八王子矯正施設に入所するが1ヶ月で退所。
この後にインスペクターとなった可能性が高い。
2112年 夏 サイコパス Case2.First Guardian。朱着任前のとっつぁん(征陸)と須郷の過去について主に描かれる。
2112年11月〜
2113年4月
サイコパスTVシリーズ1期。朱・狡噛が免罪体質者の槙島聖護を追う。ラストで狡噛は国外へ。
2114年10月〜
2114年12月
サイコパスTVシリーズ2期。カムイとの戦いの結果、シビュラは集団的サイコパス判定を導入する。
2116年11月 劇場版サイコパス。シビュラ海外輸出開始。海外のシーアンにて朱が狡噛と遭遇。
2117年2月 サイコパス Case1.罪と罰。ある事件を追うことになった霜月の成長と、宜野座との絆を深める様が描かれる。
2117年11月 サイコパス Case3.恩讐の彼方に。狡噛のさらにその後が描かれる。結末にて花城と共に日本に帰る。
2118年 ・朱が禾生局長殺害容疑で逮捕される
・炯の兄アキラが死亡。殺害容疑者は慎導篤志。
・その後慎導篤志が自殺。
※報道情報のため真実は異なる可能性アリ
2120年10月 サイコパスTVシリーズ3期本編開始

上記の時系列を頭に入れておくと3期の展開も把握しやすいかなと思います。
そしてこの時代背景を踏まえて、3期に登場した伏線をそれぞれ考察していきます。

常守朱の伏線

禾生局長殺害事件で逮捕された?

サイコパス3期冒頭でいきなり常守朱の勾留が描かれています。
この勾留の経緯と意味は何なのか。

つながっていそうなのが、主人公の灼が父親の車に乗っている時に流れたラジオ音声。

ラジオ「公安局局長が・・・された事件で、厚生省は現行犯逮捕された・・・元監視官のサイコパスを非公表にする」
出典 サイコパス3期1話

「・・・」の部分は意図的に雑音で聞き取れないようにされていましたが、「殺害」「常守朱」という単語を入れてみても違和感はないですよね。

根拠の1つは、局長は今までの禾生ではなく、細呂木晴海という名前に変わっていたこと。局長が殺害されて交代、朱はその罪で勾留されていると考えると辻褄も合います。

そして元監視官と言って真っ先に連想するのはやはり朱だし、逮捕したのにサイコパス非公表とは、朱のサイコパスがクリアだからでは?という仮定も成り立つ。

さらに1話でこんな会話もありました。

炯「型破りといえば、昔一係の監視官がそうだったらしいな」
如月「常森元監視官ですか」
炯「知ってるのか?」
如月「いえ、私が執行官になったのは例の事件の後で、一緒に働いた経験があるのは雛河だけです」
出典 サイコパス3期1話

元監視官というラジオで出てきた単語もまた登場。さらに「例の事件」とは、局長殺害事件と考えることもできます。

case1・2では朱は普通に1係で働いていましたから、その後の3期までの3年の間に起こった出来事ということになります。

また、2話ではこんな会話もありました。

花城「やっと突破口が開けた。この成果はやはり彼女の、常守朱の行動が我々を導いたと言っていい。」
霜月「その話はやめましょう。彼女もいずれ正当な裁きを受ける。それが彼女の望みよ。」
出典 サイコパス3期2話

常守朱の行動が些々河逮捕への突破口へと導いた、と言っていますね。
これは興味深いです。しかし行動とは例の事件自体のことを言っているのか、勾留中に朱がやっていることを指しているのかは未だ不明。

霜月は”正当な裁き”と言っていますが、8話で狡噛がこうも言っています。

狡噛「あんたの信念は正しかった。胸を張ってそう言える日が必ず来る。」
出典 サイコパス3期8話

これは見る人が見れば、朱が起こした事件はやはり何らかの正当性がある。ということのようです。

また、4話では以下の情報も出てきました。

大石「廃棄区画の情報網を公安の常守とかいうやつに提供し始めてから・・・何かがおかしくなった。そう思わねえか、入江。」
出典 サイコパス3期4話

入江「おれは苦手どころか課長がいなきゃ、とっくの昔に廃棄区画で死体になってた」
霜月「あれは・・・情報網を引き継いだだけよ。先輩の・・・仕事をね。」
出典 サイコパス3期4話

常守朱の「例の事件」とは廃棄区画が関わる事件だった可能性が高そうです。
その何らかの情報網を霜月が引き継いだ。

そしてかなり重要なことが書かれているのが、2話にて灼が見ているパソコンの画面。
一瞬で場面が移ってしまうので見逃しがちなのですが、一時停止してよくよく読んでみるとけっこう衝撃の事実が見えてきます。


出典 https://twitter.com/ERzs0O5pmWMq7W5/

  • 朱が禾生局長を射殺し、その容疑者として逮捕された可能性が高い(ところどころ意図的に見切れているがそのように読み取れる)
  • しかし公安局は朱のサイコパスを公表しなかった(クリアだからできなかった?)
  • 禾生局長殺害事件には慎導篤志(灼の父)も関係している
  • 慎導篤志は厚生省大臣官房でシビュラに縁のある人物。しかし、テロとの関連など黒い噂が立っていた。→5話にてシビュラ輸出を担当していたことが判明
  • テロの記事に「被害者の中にロシア招待客」の文字。これが炯の兄・アキラであることはほぼ確定か?

灼の父はシビュラに縁も深く、まさかの朱の事件の伏線にも絡んできている超重要人物であることが分かってきました。
(厚生省大臣ということは公安局の所属する省のお偉いさんということになります)

灼と炯の伏線

目的は慎導篤志と炯の兄の事件の真実?

主人公の灼と炯は何か大きな真実を探っていることを匂わせてます。

灼「こんなところで諦めてちゃ先へ進めない。『俺たち』が探す真実は、遥かに深いところにある。」
出典 サイコパス3期1話

そしてその真実には慎導篤志と炯の兄・アキラの死の真相が関連している模様。

そして1話での朱のセリフ。

朱「同じ真実を追う者達が現れた時、私は<彼ら>に使命を託す決意をした。彼らが猟犬となり、見えざる真実にたどり着くことを信じている」
出典 サイコパス3期1話

この朱のセリフにより、主人公の2人は朱の意思を継ぐ者で、朱が放った猟犬だということが判明。

ちなみに1話タイトル『ライラプスの召命』はここにかかっていると見ています。

ライラプスとはギリシャ神話で「どんな獲物でも決して逃がさない」という運命を与えられたのこと。そしてこの犬は神話内で「何者にも捕まらない」という運命のテウメソスの狐を追いかけることになります。

1話の中でも些々河「俺たちは羊じゃない、になるんだ」というセリフも登場していましたね。

そしてつまりライラプスとはどんな獲物()も逃さない猟犬=「灼と炯」のことを指しているのではないかなと。
朱が猟犬たちを呼び寄せた→ライラプスの召命と考えられそうです。

2話のタイトルは「テウメソスの生贄」でしたが、これはにあたる些々河が結局捕まり、ビフロストのための生贄になったことを指していたのでしょう。

これを踏まえた上で以下の伏線が活きてきます。

灼「やっと手がかりが見つかった。(些々河の名刺を見つめて)」
炯「それが最初の一歩だ。」
出典 サイコパス3期2話

セブンインスペクターであった些々河の名刺が、灼と炯の探す真実の手がかりとなっているようです。そしてその名刺が連鎖して示唆する伏線が以下のシーン。


出典 https://twitter.com/ERzs0O5pmWMq7W5/

なんと灼の父・慎導篤志も些々河と全く同じ名刺です。
そして背景に「キツネ」が描かれている。

また3話にて、法斑静火の名刺も同じデザインであることが分かりました。

これは、慎導篤志はビフロストの一員だったという線が濃厚になってきました。

しかし8話の過去回想にて、炯の兄・アラタから「慎導”監視官”」と呼ばれていたことも分かりました。
厚生省所属であることは判明していたので不自然ではないですが、慎導篤志は監視官でありながらキツネの名刺を持っていたということになります。

サイコパス3期において猟犬(ライラプス)と追われるキツネ(テウメソス)の関係は、深いテーマになっていることは確実ですね。
これらの関係を頭に入れて視聴していくと、物語の大筋を理解していけそうです。

灼や炯の過去・家族関係の設定

灼と炯の過去について、伏線となりそうな事実を整理してみましょう。

まず前提として、彼らは幼馴染です。
公式サイトにハッキリ書かれていました。

そして3話にて、2人のプロファイルが雛河によって割り出されました。
画面に映っていた情報から有力そうな情報を抜き出してみました。

灼の過去・家族関係


  • 母(慎導聖子)は灼が幼い頃に重病で安楽死
  • 父(慎導篤志)は公式記録では自殺(2118年2月)
  • 緊急連絡先の欄に慎導ナオミチ(続柄:叔父)
  • 公安局への入局推薦者は常守朱

炯の過去・家族関係


  • 幼い頃に日本国籍を取得、ロシア系移民で帰化順日本人。
  • 兄アキラは2118年に死亡している。そしてその殺害容疑者は慎導篤志。
  • 炯は2118年2月大学休学(慎導篤志の自殺・兄の犠牲がきっかけ?)→2119年2月大学復学後無事卒業という経歴を辿っている
  • 公安局への入局推薦者は霜月課長

有力な設定を抜きだすと以上のような感じ。

事実だけを見ると炯の兄を殺したのは慎導篤志で、その後に自殺しています。
しかし2人の信頼関係を見るに、灼と炯はこの事実に疑問を持っているのでしょう。

灼「舞ちゃんも炯もおれも、なんでみんなは家族を失わなきゃいけなかったのか。おれたち2人で見つけるんだ。」
炯「(頷く)」
出典 サイコパス3期3話

だから真実を2人で暴き出そうとしている。
この公式記録が事実であったなら何も暴く必要なんかなくなっちゃいますからね。

6話では裁園寺が炯の兄アキラを知っている発言もしていました。
現時点では事件の裏にはビフロストが絡んでいる可能性が非常に高いです。

灼の能力の謎

灼の能力・メンタルトレースには灼の過去に関わるであろう謎が残っています。

公式でも紹介されていましたが、灼のメンタルトレースは雨がキーワードになっているようです。

映像が白黒になって画面が荒れるのは演出かと思っていたんですが、雨を表していたんですね。そして雨の強さが対象者の心情を表しているとのこと。
(3話の小宮カリナのトレースでは今までになく土砂降りでした)

また、雨のキーワードは

  • メンタルトレースに入る時に灼が「雨が降ってる・・・」と呟く
  • メンタルトレースから引き戻す時に炯が「雨は止んだ。」と灼に呼びかける

などに表れています。
灼が「雨が降ってる」とイメージすることがメンタルトレースに入る条件とみてよさそう。

さらに灼は集中して意図的にメンタルトレースに入る際はイヤホンをつけて何かBGMを聞いています。

入江執行官が興味本位で聞いてみる描写がありましたが、BGMはただのノイズでしたね。
この「ザーー」っというノイズ、恐らく灼が雨の音を連想するのに使っているんじゃないですかね。

また、メンタルトレースする際に犬の悪魔のような顔が描かれることがあります。この犬の悪魔が描かれるのにも一定の法則がありそう。

雨が灼の過去に関わっているのは確実ですが、この伏線に関してはこれ以上は新事実判明待ちです。

ビフロストの考察

ビフロストとは3期を通して登場した黒幕の敵勢力組織名であり、ラウンドロビンというシビュラに代わるAIを要する組織です。

そしてビフロストは3層構造になっていることが8話にて明かされました。

  1. コングレスマン
  2. インスペクター
  3. キツネ(実行部隊となる何も知らない一般市民→ただの駒)

この指揮命令系統で、事故に見せかけた事件・・・シビュラにも裁けない犯罪が引き起こされていました。

ちなみに、ビフロストの現実での意味を調べてみました。

ビフロストとは
北欧神話において、神々によって地上とアースガルズへとかけられた虹の橋を指す

ビフロストは、北欧神話における地上とアースガルズ(神々の国)をつなぐ虹の橋のことを指します。サイコパスでは「楽園(シビュラの支配外)への架け橋」を意味するような組織なのかも。
ビフロストはシビュラに裁けない犯罪をする組織ですし。

実はシビュラも同じく北欧神話の単語で「アポロンの神託を受け取る古代の巫女」≒「地上で神の神託を受け取る者」という意味です。
言わば神の神託システムとして意味も通ります。
自分の将来の職業なども、全ては神の神託に従わなければならないといった感じの社会ですね。

同じ北欧神話の出典として、ビフロストとシビュラの関係は深そう。

(5話にて追記:「シビュラの進化に従い、ビフロストという危うき橋を渡れる者はまますます少なくなってきた」と代銀が発言しました。上記仮説は合っていそう。)

コングレスマン(ビフロストのトップ)

サイコパス3期最大の黒幕間がプンプンしてるのが、ラウンドロビン参加者達ですよね。参加者は以下3人。

  • 法斑静火 ※以前父がコングレスマンだった
  • 代銀遙煕
  • 裁園寺莢子 ※以前兄がコングレスマンだった

ラウンドロビン「議事進行ミドルウェア・ラウンドロビン起動。ユーザ認証・・・法斑静火、コングレスマン。適正ユーザです。」
出典 サイコパス3期1話

コングレスマンとは英語でcongressman、「議会議員」のこと。
しかしビフロストにおいては、コングレスマンとはラウンドロビン参加者3名を指す言葉です。

また、コングレスマンはゲーム内でもジャッジ(審判・判定)をしたり、経済を動かしたりしています。確かに議員と言うにふさわしい役割にいるようです。

そして8話の梓澤のこのセリフ。

法斑「なぜコングレスマンになりたいのですか。」
梓澤「人は生きている限り、社会の中の歯車に過ぎない。であれば、おれはその頂点を目指す。」
出典 サイコパス3期8話

コングレスマンはこの社会の頂点と言っています。

確かにコングレスマンはこの社会(=シビュラ)に裁けない犯罪を指揮する存在です。
さらに8話では都の方針で退院できなかった舞子を退院させるなど社会的権力も強力・・・この社会の頂点とも言っていいポストなのかもしれません。

また、コングレスマン任命はラウンドロビンによってなされるようです。
そして過去には裁園寺莢子の兄・トウヤが法斑の父にコングレスマンを追いやられたことも分かっています。

現在は執行され死亡した裁園寺の席に、次は梓澤が座ろうと暗躍している状況です。

インスペクター(ビフロストの中間層)

3期で新たに登場したインスペクターという肩書き。
インスペクターとは「監視官、監視者」という意味です。

ビフロストは3層構造のうち、トップのコングレスマンの指示を聞く2層目がインスペクターです。
そしてその指示どおりにキツネ(駒の一般市民)を使って偶発的犯罪を起こします。

インスペクターは随時補充されることも判明しています。
ちなみに現在までに登場したインスペクターは以下6名。

  • ①ファーストインスペクター:梓澤廣一
  • ②セカンドインスペクター:榎宮春木
  • ③サードインスペクター:トーリ・アッシェンバッハ
  • ⑦セブンインスペクター:些々河哲也
  • ⑪イレブンインスペクター:小畑千夜
  • ⑬サーティーンインスペクター:ミハイル・炯・イグナトフ

また5話にて梓澤廣一の経歴が一部判明しました。
梓澤廣一はなんと元執行官です。
サイコパス悪化から2097年11月に執行官となり、2100年8月に執行官適正診断により執行官権限剥奪という経歴を辿っています。
(2097年といえば1期の2112年よりも相当前ですね)

そして8話のセリフ。

梓澤「根深いのは厚生省時代のトラウマです。」
代銀「慎導篤志か。」
梓澤「ええ。彼に貶められたことでおれは才能に目覚めた。彼は憎むべく相手と同時に最高の師でした。」
出典 サイコパス3期8話

このセリフから当時の上司の監視官が慎導篤志だったのでは。と考えられます。
(だから「篤志さん」とさん付けで呼んでいたんですね)
そして執行官権限剥奪のきっかけも慎導篤志だったように聞こえますね。

その後1ヶ月施設に入った後は各民間会社の要職を転々する・・・もうこの頃はインスペクターとなっていると見てよさそうですね。

そして3話にて、梓澤と榎宮はこんな会話をしていました。

榎宮「もしかして焦ってるの?折角手に入れたファーストの地位を奪われそうで。」
梓澤「まさか。」
出典 サイコパス3期3話

この会話から、インスペクター間には数字には序列の意味がありファーストがトップの地位ということが読み取れます。そしてその地位は入れ替えがある模様。

「折角手に入れたファーストの地位」と言っていますよね。
これは梓澤もファーストにいた誰かの地位を奪ったと考えられます。

そして6話での裁園寺と梓澤の会話

裁園寺「あなた、コングレスマンになりたいの?」
梓澤「はい。インスペクターは皆その高みを目指しております。世界の真実に近づくために。」
裁園寺「(中略)ラウンドロビンに選ばれるように、せいぜい頑張りなさい。」
出典 サイコパス3期6話

インスペクターがコングレスマンの指示で動いていることは分かっていましたが、その全員が活動を通してコングレスマンへの昇格を目指していたようですね。

単純に考えるとファーストである梓澤が一番その地位に近いのかもしれませんが、そうすると新入りコングレスマンの法斑は梓澤の前のファーストインスペクターだったのか?となるのでちょっと違和感。
そう単純な昇格ロジックじゃないのかも。

あくまでラウンドロビンというAIに選ばれることが全ての基準なのでしょう。

ラウンドロビンの考察

ラウンドロビンとは一体なんなのか?
これが3期最大の謎と言ってもいいですよね。

正体に迫れそうなセリフを拾って考察していってみます。

ラウンドロビン「第107795事案・リレーションスタート。(中略)リレーション完結まで参加を継続してください、欠席や妨害は執行対象になります。」
出典 サイコパス3期1話

リレーションとは「関係、つながり」という意味ですが、「事件」とかラウンドロビン内の「区切りとしての1ゲーム」的な意味で使われてそうな感じがしますね。

そしてリレーションに一度参加したら途中抜けは許されない模様。執行対象とは・・・シビュラの執行のように殺されるということを真っ先に連想する。
ラウンドロビンは命の危険のあるゲームぽい。
7話でついに裁園寺がルール違反告発により執行され死亡しました

裁園寺「ようこそ、ビフロストへ」
代銀「この社会での真の自由と権力をかけて、心躍るゲームをしようじゃないか。」
出典 サイコパス3期1話

ラウンドロビンでの勝利報酬は「真の自由と権力」。
「真の」というからには、普通の自由のことを言っているのではなさそう。「この社会=シビュラ」に縛られないという考えが濃厚に思えます。

代銀「公安局が予想外に食いついた。発生したブロックの解消が急務だな。」
法斑「ジャッジ。ハイパートランスポート社の空売り。」
代銀「会社が潰れる方に賭けるというのか。」
裁園寺「空売りのリスクは無限。会社が持ち直せば、あなたが破産しかねないわ。最悪、ラウンドロビンに執行されるわよ。
法斑「ジャッジをどうぞ。」
裁園寺「(目を細める)シビュラの干渉を防ぎ、ビフロストの利益を守るのが私達の使命。輸送関連株をセール(売却)。」
代銀「セール(売却)で株価が下がれば、事故の影響を恐れた行政がハイパートランスポート社を守る、か。」
出典 サイコパス3期1話

この一連のやり取りは、ゲーム(リレーション)での攻防が行われてますね。

個人的には赤文字の裁園寺のセリフが興味深いと思いました。
まずこのゲームでは「破産」があるということ。これが自分の資産のことなのか、このゲーム内でのポイントを失うことを意味しているのかはまだ分からないですが、空売りは証券用語なので本当に自分の資産でマネーゲームをしている可能性が高そう。

※空売り・・・手元に持っていない株式を「借りて売る」こと指す。株価が下がることが予想されるときに空売りをして、その後予想通り株価が下落したところで買い戻して利益を得る方法。

そして「破産」が最悪の結果ではないようですよね、さらに悪い結果として「執行」があることを示唆してる。
このゲームは途中抜けやルール違反以外でも、敗北でも命を奪われる危険があるようです

そして「シビュラの干渉を防ぎ」のセリフからは、ビフロストとはシビュラの干渉を受けていない独立した組織であることも読み取れます。

そして以下は2話でのリレーション終了時のリゾルツ(結果)確認の会話。

代銀「インスペクター1名が行動課の手に落ちたか。」
裁園寺「これがラウンドロビンの意思であり、私達ビフロストの安泰に不可欠だったと?」
法斑「サブプライムダイヤグラムの崩壊も、行動課のトラップも自明。それだけです。」
代銀「誰かを生贄にしてトラップを炙り出し、ダイヤグラムを組み直す必要があった。」
裁園寺「全てはビフロストのため。インスペクターの犠牲など安いもの。お見事。」
出典 サイコパス3期2話

2話の赤文字部分のセリフでなんとなく見えてきたんですが、ラウンドロビンはビフロストが信望している神のような存在っぽいですね。
ビフロスト内では言わばシビュラの代わりに指針として機能しているようなものに見えます。(ユーザ認証、適正ユーザです、などのセリフもシビュラに似通っている)

次に4話での以下の会話。

裁園寺「ただ小宮カリナを勝たせることが、ラウンドロビンの真意ではない。問題は、代理人格AIが民衆の認知を得て、シビュラも無視できない状況を作ること」
代銀「我々の安泰に不可欠な要素だった」
出典 サイコパス3期4話

上記セリフから分かることとして、『代理人格AIマカリナの社会的地位の確立』はラウンドロビンの望んだことだったということですね。
ということは・・・ラウンドロビンは自身のようなシビュラ以外のAIがシビュラに取ってかわることを目的としているのでは?

ちなみに、『ラウンドロビン』の現実での意味も調べてみました。

ラウンドロビンとは
17 – 18世紀、フランスの農民が国王に嘆願書を提出すると、国王はその嘆願書に書かれている名簿のトップに載っている数名を処刑していたため、農民たちはリボンの様に嘆願書の最後に円を描くように名前を署名することにした。そのため、関係者は皆嘆願に対して平等に罰せられることとなった。ちなみに、そのしきたりは後に英国海軍の水兵も用いることとなった。それ以来、「ラウンドロビン」とは「何かの役割・出番をたくさんの物事・人員で交替しあう」という方法・しきたりをさすようになったのである。また、どこから始まりどこで終わるかわからないもの(山手線のようなもの)にも使われる。
出典 Wikipedia

ラウンドロビンとは、「コングレスマン」「インスペクター」そして「親」など様々な役割を流動的に担っていくシステムという意味の言葉なのかもしれません。

外務省行動課の伏線回収

宜野座・須郷・狡噛は外務省行動課所属

Case1・3において外務省行動課所属の花城フレデリカが須郷さん・狡噛さんをスカウトするという伏線がありました。

そして3期2話にて狡噛・宜野座・須郷は、外務省行動課に引き抜かれていることが判明し、伏線が回収されました。

1話の会話を見る限り、宜野座と霜月の間では何らかの取引が交わされているようです。

霜月「前に言った通り、『そちら』と張り合う気は無いの」
宜野座「君を信じたいと思っている、ただ、状況次第で『我々』も動かざるを得ない」
霜月「うっさい!取引は守ると言ってるでしょ。そっちも為すべきを為して頂戴!」
宜野座「その言葉、覚えておくよ」
出典 サイコパス3期1話

そしてまさかの狡噛・宜野座コンビが2ショットで登場でファン歓喜の展開でした。須郷も飛行機内で最高にかっこいい登場していましたね。

彼ら外務省行動課は主に海外が捜査範囲のようです。
2話では些々河が海外逃亡に出たため外務省の範疇になったんですね。

六合塚弥生はフリージャーナリスト

ギノさんとともに外務省行動課がいるのではないかと目されていた弥生ですが、3話にてなんとフリージャーナリストとして登場しました。

公式サイトにて「サイコパス良化により社会復帰し、現在は公安局と捜査コンサルタント契約を結んでいる」とありました。

執行官をやめても自由行動できるということはもしかして色相回復したのかと思いましたが、やはりそうだったんですね。

また、8話にて

六合塚「今の刑事課1係の捜査と、私が最後に関わった事件。きっと全ては繋がっている。」
出典 サイコパス3期8話

とも言っていました。

最後に関わった事件とは、例の朱の事件という線が濃厚でしょうか。
今1係はビフロストの捜査をしていますから、ビフロストが関わっている事件であることは確実ですが。
回収待ちの伏線が一つ増えました。

その他の設定・伏線の考察

如月執行官の正体(回収済み)

3期1話にて、輸送機墜落の現場検証していた折、執行官の如月は財布の中から出てきた「梓澤廣一」の名刺を見てハッとしています

そしてその名刺をなんと自分のポケットに隠すという行動に出ます。

さらに5話では、キツネの背景に「僕を忘れないで」と書かれた紙を見つめる如月も描かれました。そして紙の下に置いてあったのは赤い彼岸花。


出典 http://animecomic-pass.com/

毒があり名前からも死を連想させる花です。

さらに6話での梓澤と如月の会話。

梓澤「お嬢さん、あなたには手錠より真っ赤な花が似合うのに。残念。」
出典 サイコパス3期6話

この真っ赤な花とは、あの彼岸花のことでしょう。

8話にてこの伏線が回収されました。

如月は、梓澤の指示により自覚なく前監査官の事故の原因となる行動をしていたようです。

怖くなった如月は指示を無視し始めると、梓澤から元恋人名義で花が送られてくるという経緯でした。

つまり如月が名刺を隠したのは自身の罪が明るみに出るのを恐れたため。
結局、如月は操られていただけでした。
この伏線は回収完了です。

前任監視官の事故死とは?(回収済み)

Case1~テレビ3期までの間で、どうやら前任の監視官が事故死するという事件が起こっているようです。

以下は1話での会話。

廿六木「くそ役人が・・・どいつも一緒だぜ。」
入江「前みたいに事故って死ななきゃいいんだが。」
如月「ちょっと!滅多なこと言わないで!」
廿六木「その話題はやめとけ」
出典 サイコパス3期1話

また3話でも前任監視官の話題が再登場しました。

雛河「あれほど事故にこだわるなら、前任監視官の事故のこともちゃんと調べてくれるかも。」
如月「いきなり変なこと言わないでよ。もう課長が調査を打ち切ったでしょう?調べたところで『また』潜在犯のワタシたちが巻き込まれるだけよ。」
出典 サイコパス3期3話

そして4話の廿六木さんの会話。

廿六木「2人の監視官のどっちも、なんの捜査か俺たちには教えてくれなかった。そして事故が起こった。監視官の1人が死に、1人が施設送りだ。」
灼「ええ・・・そう聞いてます。」
廿六木「事故じゃなく、殺しだと施設に入った方の監視官はずーーっと言ってるらしい。キツネに噛まれたってな。」
出典 サイコパス3期4話

ということは2人監視官は、事故死に見せかけてビフロスト(キツネ)に殺されたという線が濃厚なのでしょう。

[5話で新事実判明]
施設送りになったキラ元監視官が登場、そして事故死したのはフセ元監視官ということが判明しました。やはり全くの未登場キャラ2人のようですね。

事故とは車両事故で多数の整備不良が原因であったようです。
そして事故の捜査の際には執行官達の犯行では?と散々疑われたらしい。

驚愕だったのは、「キツネは公安局にもいる」という一言ですね。
完全な伏線です。

そして8話でこのキツネは如月執行官のことと判明しました。
しかし、如月は梓澤に操られてやっただけということが分かり、この伏線も回収完了しました。

OPの最後に登場する少女の正体は小宮カリナ?

OPの最後に登場する謎の少女、登場の仕方からして3期で重要な役割を担っている人物のように見えるんですが、小宮カリナではないかと思われます。

というのも4話でカリナの持っているペンダントの形が一致しているんですよね。

さらに4話でアラタと話していた小宮カリナが着ていた服が、OPの少女の服と一致しています。


出典 http://animecomic-pass.com/

また、3話で灼と炯は下記のような会話を交わしていました。

灼「そういう人間が、誰かの色相と命を天秤にかけて、死を選ばせるのかもしれない。」
炯「輸送機事故のようにか。」
灼「あるいは・・・おれたちの事件のように。」
炯「もしそうなら・・・」
灼「彼女(小宮カリナ)は・・・おれたちが求める真実に繋がってる。」
出典 サイコパス3期3話

小宮カリナに関しては都知事選で終わりではなく、まだこれから物語上の重要な役割が残されていそうです。

登場人物の名前の共通点

ちなみに、今回主要な登場人物に「」という感じが共通して入っているんです。

  • 慎導(しんどうあらた)
  • ・ミハイル・イグナトフ
  • 法斑静(ほむらしずか)

主人公2人と、3期の黒幕的存在と思える法斑、これら主要人物に「」という漢字が意図的に入れられているのは何かの伏線としか思えないんですよね。

法斑=ほむら=も連想しますし。

また、ギリシャ神話に登場するビフロスト(地上から神の国にかかる橋)には火にまつわる逸話がよく登場します。

ビフロスト(橋)は神話内にて、炎を纏うスルトが渡ることで、燃え尽きるとされている。また外側が赤く見えるが、これは巨人たちの侵攻を防ぐために火が燃えているからだとされている。

また、これはコメント欄でいただいた意見なのですが、3人のコングレスマンの頭文字を取ると「(斑)」「(銀)」「(園寺)」で、「わりにく」となりますね。
(すき焼きさん考察ありがとうございます!)

やはりきちんと意図があって人物の漢字をチョイスしている感じがしますよね。

1期も思い返してみれば常朱と槙島聖の両者に「まもる」という意味の単語が入っていて、2人とも色相が悪化しない、守られているともとれるような特徴が共通していたりもしました。

念の為これらの共通点も頭に入れながら見ていくとよさそう。

まとめ

サイコパス3期における伏線や設定の考察をまとめてみました。

最新話の公開ごとに毎週最新化していきます。

こんな考えもある、など考察あればぜひページ下部のコメント欄にお寄せください!
クール中、サイコパスファン同士で色んな議論をしてサイコパス3期を楽しんで見ていきたいと思っています!

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Comment

  1. のん より:

    二人いた監視官というのは 片方は常守朱ですよ。
    狐に噛まれた、と
    アラタ、ケイ、 等々力の会話、
    霜月と細呂木が 会話してます

    • Caph より:

      のんさん、コメントありがとうございます!
      なるほど、施設送りになった方が朱という考え方ですね。
      確かにその可能性もありそうですね。
      記事に可能性の一つとして追記させていただきますね(´∀`)

      ただそうするとひとつ気になるのが、今までみんな朱の事件は「例の事件」と言っていたのに廿六木は「事故」と言っていて噛み合ってないんですよね。
      しかも朱が逮捕されたのは壬生局長の射殺容疑なので、事故で施設送りにされたという表現はこれまた噛み合わないかな、と。
      これらから朱ではない可能性もまだ捨てなくともよいかなと考察しています(´∀`)

  2. ぺぺ より:

    壬生局長ではなく禾生局長だと思われます。
    細かいところすみません。

    • Caph より:

      ぺぺさん
      あっホントだ!
      ずっと壬生だと思ってましたw
      ご指摘ありがとうございます(´∀`)
      記事も直しました!

  3. すき焼き より:

    とても面白い記事ありがとうございました。三人のコングレスマンの頭文字を取ると「代」「裁」「法」で法の代わりに裁くという意味があると思うのですか、どう思いますか?

    • Caph より:

      すき焼きさん
      こちらこそ読んでいただきありがとうございます!

      確かに!!!
      その意図は気づきませんでした(*’▽’*)
      記事の方にもすき焼きさんからいただいた意見として紹介させていただきますね!

  4. ザシアン より:

    8話にて、代銀が梓澤に対して、「君の就任を阻む者もいる」と言っていることから、コングレスマンはラウンドロビンのみから選ばれる、というのには違和感があるような気がします。ラウンドロビンもシビュラみたいに複数人から成り立っていたりして・・・。

    • Caph より:

      ザシアンさん
      コメントありがとうございます!
      言ってましたねえ代銀・・・「阻む者=13インスペクターになった炯とその裏にいる法斑」ですよね。
      でも確かに阻むってどういう意図で言ってたんでしょうね。
      単純に対抗馬を新しく用意してきたって意味で言っていただけかと捉えちゃってました。
      ほんとに明示的に阻むことが可能って意味で言ってたのかな・・・この辺は真の意図が気になるところですね!

      ラウンドロビンはやたらとシビュラに似てる点が多いので、確かに中の人みたいなのがいるとしたら面白い!!
      新しい観点ありがとうございます(´∀`)

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